harusanです。
我が家は夫が単身赴任中のため、夫婦で離れて暮らしています。
今回はなぜ単身赴任という選択をしたのかについて、まとめてみました。
これから旦那さんが単身赴任になるかもしれない方や、すでに単身赴任で離れて暮らしている方の参考になれればと思います。
突然の夫の会社から異動の打診
単身赴任になった経緯を説明すると、
さかのぼること2022年6月。
夫婦で今後子供が欲しいという話をしていたので、将来を見据え、今住んでいる1LDKの賃貸マンションから2LDKに引っ越すことを決め、新居の契約が完了したころでした。
その矢先、突然夫の会社から転勤を伴う異動の打診を受けました。
異動先の勤務地は東京で、今住んでいるのは九州。(まあまあ遠い!)
夫婦でたくさん悩み、いろいろと話し合った結果、単身赴任という形で応じることに決定。
同年9月末から夫婦で離れて暮らすことになりました。
単身赴任が終わり夫が戻ってくるのは約2年後の2025年4月です。
これから子供が欲しいと思っている状況で、なぜ単身赴任という選択をしたのか、単身赴任をしてても妊活はできるのか、実際に離れて暮らしてみた感想、単身赴任生活に向いている人・向いていない人を妻の私の視点で書いてみます。
※補足ですが、妊活は不妊治療をしているわけでありません。
条件と取りうる選択肢
そもそも、今回は転勤を伴う異動の「打診」であったため、断ることもできました。
異動の条件を簡単に整理すると
・異動先では上流工程の業務をすることになり、新たに経験を積める
・長い目で見るとキャリアアップにも繋がる
・異動先の業務の適任者は2年に1度社内で選出され、誰にでもチャンスがくるわけではない。今後この話がくることはないかもしれないとう貴重な機会でもある
・異動を受け入れることが昇給や昇進には直結しない
・断ったからといって、今後の昇給や昇進に影響はない(表向きでは)
・会社からの補助は、単身で行く場合は家賃補助や単身赴任費用、月1回の帰省費などが出るが、家族で移動する場合はほどんどなし
ここで取りうる選択肢は3つとなります。
A 異動を受け入れ、夫婦で引っ越す
B 異動を受け入れ、夫が単身赴任をする
C 異動を断る
妊活をする上では夫婦で過ごす時間の確保はかかせません。
そうすると選択肢はAかCとなります。
Aの場合、夫婦の時間は確保できますが、勤務地が東京のため、生活費が跳ね上がるのは確実です。さらに家族で引っ越す場合は会社からの補助はほとんどなく、給与は上がるわけではない。
また新居に引っ越したばかりなので、半年以内に引っ越すと違約金がかかるという問題もあります。(夫の会社では引越し代や支度金は出してくれますが、引っ越しする際の違約金は出ないそうです。)
私はパート主婦のためそんなに稼ぎが多いわけではないので(←書いてて悲しい)、今後妊娠、出産、子育てと考えると、お金はかなり大事。金銭的に苦しくなると本末転倒。ちょっと微妙な選択肢。
さらに、気が乗らない理由がもう一つあり、実は昔から歯医者通いをしているのですが、現在定期的に通っている歯医者さんが技術的にもコミュニケーションにおいても信用できる歯医者さんで、歯医者を変えたくないということです。歯医者はコンビニより多いといわれていますが、腕も人柄も信頼できる歯医者はごく一部です。貴重な存在。
Cの場合は、夫婦の時間は確保できますが、夫のキャリアアップという意味で損失になる可能性があります。
特にずっと今の業界でやっていこうと思うと、今回会社からいただいたお話は結構貴重なお話とのこと。(ちなみに夫は技術職です。)
今後こういったチャンスはないかもしれないので、断るのはもったいない。
何よりも単純に新しい業務に興味があるし挑戦してみたいという気持ちも強いとのことでした。
なのでCもなし。
残る選択肢はB。
しかし、Bの場合、肝心の妊活大丈夫?妊娠したとして、初めての子育てワンオペで大丈夫?
となります!
対策として考えたことは、
・お互いが土日や祝日を含めてうまく調整して休みをとれば、月に数日間合う日を確保ができないことはないのではないか(夫の会社は、自分の業務をしっかりしていれば比較的休みをとるのに融通がきく会社で、私は週3日勤務の短時間パートなので融通はきかせやすい。)
・子育てについて、車で1時間圏内に住んでいる義両親の協力が得られることを確認できたので、負担を軽減できるのではないか
ということです。
これらの対策を行えば、Bが最適ではないかというこで、異動を受け入れ、夫が単身赴任をすることとなりました。
最終的には、単身赴任の方が、会社からの金銭的補助が有利だからということで決まった気がします。
最優先事項はお金。
離れて暮らしてみての感想
実際に離れて暮らして4か月経ちました。
一番心配だったのは、「普通に寂しくない?」ということですが、
結論から言うと、普通に寂しいと言うか、心細さは感じます。
一人の時間も好きですが、毎日となると夫婦で一緒に暮らしたいタイプなのかもしれません。
これに関しては、下記の対策でだいぶ寂しさは紛れました。
・お互い時間があるときにgoogle meetというビデオ会議で使われるツールを開いておき、テレビ電話をつないでいる状態にしておいて、同じ時間を一緒に過ごす
・気分転換に短時間でもいいのでパートに出る
あと、離れて暮らすことに慣れると、寂しい気持ちは徐々に減っていきます。
次に、東京と九州という離れた距離で住んでいて、「妊活に必要な一緒に過ごす日数を確保できるのか?」という不安もありました。
先ほど述べた仕事の状況においては、工夫をすれば、夫婦で月に3~4日一緒に過ごすために日程を調整するのは意外と難しくなかったです。
工夫は以下です。
・早めに排卵時期を計算したうえで、1ヶ月の中で連続3日以上休めるところを見つけ、早めに職場に休みの申請を出す
・仕事が終わった後に乗れる時間の新幹線を予約する
(ちなみに東京と九州で離れていて移動は飛行機か新幹線となりますが、ほぼ新幹線で移動しています。新幹線のほうが、移動時間はかかりますが、飛行機のように荷物検査や待ち時間が発生しないためトータルで同じぐらいの時間となり、だったら特に何も考えずに済む新幹線のほうが楽だという結論に至りました。)
単身赴任が向いている人・向いてない人
では簡単に単身赴任が向いている人・向いていない人についてまとめます。
かなと思います。
まとめ
今回はなぜ単身赴任という選択をしたのかについて、まとめてみました。
あくまで個人的な体験と感想なので、すべての方にあてはまるわけではありませんが、
同じような状況の方で何かしら参考になると幸いです。お読みいただきありがとうございました。
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